予感の手触り

感想の掃き溜め

藤本タツキ「ルックバック」

『ルックバック』公開当時の反響は、私が敢えて描写するまでもなくそれはもうすごいものだった。
私もいくつかのシーンで泣いた。

読後の感想じみたことを今後の自分のためにも残しておきたいという思いがあるが、一方でこのタイミングで「この漫画は傑作だ!」と素朴な感想だけ記録に残しても仕方がないことは十分承知しているので、色んな感想/考察記事を読んでみてあまり触れられていなかったポイントを交えて、(考察ほど大それたものではないが)自分なりの感想を残してみることにしたい。
因みに7万字弱あります。

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